俳優の小出恵介（３１）が９日、大阪市内で主演舞台「虹とマーブル」（９月２０日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ）の取材会を行った。

　倉持裕演出で１９６０～８０年代の日本を舞台に、社会の底辺から成り上がっていく男を中心に激動の時代を生きた人たちのドラマチックな人生をスピーディーな展開で描く人間ドラマ。２０１３年上演の野田秀樹演出「ＭＩＷＡ」以来の舞台出演となる小出は「絶対おもしろい芝居にしたいです。頑張ります」と意気込んだ。

　久々の舞台出演を前に「稽古とかは大変ですけど、本番で劇場に来るとテンションが上がります。大声を出しても怒られないのはいいですね」と楽しみを口にした。「セリフの部分とか不安は挙げるといくらでもありますが、今回は（全国公演で）ステージ数が３０ぐらいなので乗り切れると思います」と前向きに語った。

　共演はヒロイン役で舞台初出演の黒島結菜のほか、ともさかりえ、木村了ら。東京・世田谷パブリックシアター（８月２２日～９月６日）など全国８都市で上演。