ap bank17年春に復興イベント

 音楽プロデューサーの小林武史さんが代表を務める団体「ap bank」は7日、東日本大震災からの復興を目的としたイベント「Reborn-Art Festival」を2017年春に開催することを発表した。この日、宮城県庁で会見した。ap bankの公式HPでも発表された。

 東日本大震災からの復興を目指す現地の現地の人々の“生きる力”や“生きる術”に共感した様々なジャンルのアーティストが、東北の自然や豊かな食材、積み重ねられてきた歴史と文化を舞台に、「そこに暮らす人々とともに繰り広げる、いままで見たこともないお祭り」(HPより)だという。

 イベントの中心地は津波で大きな被害を受けた牡鹿半島の石巻市。塩釜市、東松島市、松島町、女川町でイベントを開催する予定。

 ap bankのHPでは、東日本大震災から4年が経ち、復興への課題は山積みの中、支援が減少していく傾向にイベント開催を決意したことなどが記され、「復興支援金を活きたお金としてどのように使えるか検討する中」でアイデアが生まれたことを説明。宮城県などと何度も話し合いを続けてきたといい、「この地域の復興や発展を後押しできるイベントだと皆様から応援いただける状況となったと感じています」と決意が綴られている。

 イベントでは、現地の人々と一体となり、「この場所がもつ魅力を再発見し、アートや食、そしてもちろん音楽のあるお祭りをつくり出すことで、この地域の10年後、20年後の未来を形づくるきっかけが生まれること」を目指している。

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