米朝さん宅で幽霊騒動 米團治が明かす

8月に桂米朝さんの追善落語会を開くことを発表した桂米團治=大阪市内
8月に桂米朝さんの追善落語会を開くことを発表した桂米團治=大阪市内
8月に桂米朝さんの追善落語会を開くことを発表した桂米團治=大阪市内
3枚

 落語家・桂米團治(56)が25日、大阪市内で会見し、今年3月に他界した父で人間国宝の桂米朝さんの追善落語会「桂米朝追善 米朝一門会」を初盆となる今年8月16日と同17日に大阪・サンケイホールブリーゼで開くことを発表した。

 米朝さんが亡くなってから2カ月余。現在は、兵庫県尼崎市の米朝さんの自宅で、膨大な落語資料や書簡などの整理が進められているという。多くの弟子が住み込みで修業を積んだ自宅の今後について、米團治は「一体、誰が相続するんでしょうか。私か、米朝事務所か、それとも法人化して記念館などにするのか。さまざまな意見がありまして、6月の百日祭は弟子が集まり侃侃諤諤になるのでは」と、最良の方策を協議していることを明かした。

 一方で、米團治によると米朝さんの自宅ではかつて「誰もいない玄関からガラガラと扉が開く音がしてきて、弟子たちで『幽霊っておるんやで』と話したことがありまして」と“幽霊騒動”が起こっていたことを明かした。ただ「師匠が亡くなってからは、ピタッと止み、米朝が幽霊まで連れて行ってしまったのかもしれません」と笑わせた。

 8月の追善落語会には、最古参弟子で現在は一門を離れている月亭可朝(77)も初めて一門会に出演する。弟子らが米朝さんに直接稽古をつけてもらった演目を披露するといい、米團治は「弟子がそれぞれに、ちゃーちゃん(米朝さんの愛称)への思いをぶつけます」と説明した。

 また米朝さんの昭和50年~60年代の高座をレコードとして発売していた「米朝十八番」がCD化され、6月10日に発売されることも発表した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス