渡辺正行、剣道大会で悲願のVで男泣き

 お笑いタレントの渡辺正行(59)が25日、荒川春季剣道大会で優勝したことを公式ブログで報告した。

 渡辺が優勝したのは、四段以上2部(45歳以上、60歳未満の部)で。昨秋の大会では準優勝にとどまり、「来年還暦になるので、この部でいつか優勝したい」と優勝を悲願としていた。

 しかし、昨秋決勝で敗れた相手は「とてつもなく強く」、悲願は半ばあきらめていた。

 しかし、今回の対戦では「最初の面が入ったときは、自分で信じられず、『え、面を入れることが、出来るんだ』と自分でびっくり。二本目が入って、旗が上がって、蹲踞し、戻る時には、半分泣いてました…」と、その喜びの大きさを伝えた。

 渡辺は中学生時代から剣道を始め、高校では関東高校剣道大会出場という実績もある。

 しかし大学では落語研究会に入って、剣道からは遠ざかっていた。再び剣道に取り組み始めたのはTBS系のテレビ番組「炎の体育会TV」がきっかけ。オファーを受けて再び竹刀を握ると、また剣道に取り付かれた。

 「番組で始めた剣道ですが、ここまでこれて、本当に嬉しいです」と悲願成就を喜ぶ渡辺。ちなみに学生時代以来、団体での地区優勝はあったが、個人での優勝は初めてだという。

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