大平サブロー 波乱万丈の40周年

デビュー40年を迎え会見した大平サブロー(左)と、会見司会を務めたオール阪神=大阪市内
デビュー40年を迎え会見した大平サブロー(左)と、会見司会を務めたオール阪神=大阪市内
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 お笑いタレント・大平サブロー(59)が21日、1975年のデビューから40年を迎え、大阪市内で会見。4040周年企画として、7月からギター弾き語りとトークによるライブツアー「Saburo Talk&Live Tour」を行うことを発表した。

 ちょうど40年前の5月21日に、元相方の故太平シローさんと大阪・新世界の劇場で初舞台を踏んだサブローは「お客さんは4人。1分で『おもんないぞ!』と言われ…これからどうなんねやろと思いました」と当時を振り返った。

 80年代の漫才ブームで活躍するも、シローさんとのコンビ別れなど紆余曲折を経た芸人生活を「もう終わる、もう消えるの連続でしたが、何とかここまでやって来れました」とサブロー。大御所から若手まで苦手な共演者がいない気さくなキャラクターで関西の“オールラウンドプレーヤー”と言われるが、「クッション芸人、心のホストとして、これからもしつこく食らいついていきます」と語った。

 この日は、シローさんの中学時代の同級生で、同じくデビュー40周年を迎えた漫才師・オール阪神(58)が会見の司会を務め「お互い、この歳なっても軽いなあ。僕なんか、今だに(女性タレントの)シルクに頼まれてパシリで馬券買いに行かされてるわ」と笑わせた。

 サブローは、40周年ツアーについて、ギターは3年前から漫談に使おうと練習してきたことを明かした。楽曲は桑名正博さんや、やしきたかじんさんの曲など12ぐらいの弾き語りレパートリーがあるという。歌唱力については「カラオケで音程を気にしたら95点ぐらい出せますが、気持ちを込めて歌ったら70点いきません」と頭をかいていた。

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