昨年、「ダメよ～ダメダメ」のフレーズで大ブレークしたお笑いコンビの日本エレキテル連合が２１日、東京・六本木の「ＹｏｕＴｕｂｅＳｐａｃｅＴｏｋｙｏ」で、コント動画を撮影した。

　一発屋の懸念もある中、中野聡子は「１３キロほどウエートアップさせていただきまして、絶好調です」と売れっ子となり体重が１３キロ増えたことを告白。多彩なコントとキャラクターをＹｏｕＴｕｂｅでも披露しており、「キャラクターが１人歩きして商売になるのが、理想でございます！」と、脱一発屋を誓っていた。

　このところ、テレビ出演が減り、「一発屋」、「テレビから消えた」とささやかれる２人だが、ＹｏｕＴｕｂｅでの公式チャンネル「感電パラレル」には毎日、動画をアップ中。この日の撮影には「感電パラレル」で人気ナンバー１だという「三好ナイト」というキャラをひっさげて登場。東映太秦映画村がプロデュースした時代劇セットで動画を撮影した。

　橋本小雪ふんする「美しい三好」と、中野による「天然とうじろう」がナンセンスな芸を披露するというもの。「溶けてバターになる」、「掃除機で目玉を吸う」といった不可能なことを見え見えの映像編集や影絵で“実現”させるネタだ。ちなみに、基本的に橋本の方は「ハーイ」としか言わない。

　一発屋を心配する声に、中野は「散々ネタにさせていただいた、雪を食べて飢えをしのいだとか、ブロックで爪をといだとかいう状態からは脱しまして、１３キロほどウエートアップさせていただきまして絶好調です」と１３キロ増を告白し、にんまり。「朱美ちゃん、細貝さんはＬＩＮＥスタンプが売れたので、すごく良かったです。余計なこといいました！」とユーチューブやＬＩＮＥによる想定外の副収入が多かったことを明かし、感謝した。

　「ダメよ～ダメダメ」の細貝さんと朱美ちゃんに続くヒットキャラを生み出すことが２人の野望。中野は「エレキテル連合という芸能事務所に所属している役者のようなキャラクターがいっぱいいますので、いろんなのが巣立っていけばと思います。キャラクターが１人歩きして商売になるのが、理想でございます！」と、脱一発屋を模索していた。