May’n声帯ポリープでツアー中止
歌手のMay’nが声帯ポリープの悪化のため、開催中の10周年記念ツアーを中止することを18日、所属事務所が発表した。ツアーは6月1日の神奈川まで残り7公演だった。ブログでも中止を発表し、「今涙が止まりません。悔しさと申し訳なさでいっぱいです」と苦しい胸の内をつづるとともに、ファンに謝罪した。今後は治療に専念し、8月26日に日本武道館で開催される10周年記念のスペシャルコンサートは予定通り開催する予定。
May’nは数年前に喉の違和感を訴え、病院で検査したところ、声帯にポリープが見つかった。ただ、当時は歌手活動などにそれほど影響はないとの診断で、経過をみながら活動を続けてきた。
しかし、「声帯ポリープが急激に悪化」したため、4月下旬に改めて病院で検査。両側声帯ポリープと診断され、コンサートなど歌手活動を続けるとさらに悪化するとのことから、残りのツアーを中止することを決定した。
ブログでは「この病気と向き合ってきた数年間、思うように声が出ず、もがき苦しみ悩んだ時期もありました。不安と緊張で眠れない日々もありました」と明かし、「『なぜ今なんだろう』というやりきれない思い、情けない思い、悔しい思い、申し訳ない思いでいっぱいです。正直まだ気持ちの整理がついていません」と心境を吐露し、ファンに謝罪した。
デビュー10周年を記念したアコースティックツアー「Hang Jam vol.2」は始まったばかり。今月20日の兵庫など残り7公演だった。