金子ノブアキ 亡き父と「生き写し」

 ドラマーで俳優の金子ノブアキ(33)が31日、都内で、ドラマー師弟の狂気のレッスンを描いて今年のアカデミー助演男優、編集、録音の3部門を獲得した映画「セッション」(17日公開)のトークイベントを行った。

 金子は父で2012年に死去した名ドラマー、ジョニー吉長さんモデルのスティックを、父が倒れてから使い続けていることを告白。「僕は父と身長も体重もリーチも手の大きさも同じなんですよ。生き写しくらい。快気願(ねがい)で使ったら衝撃的にしっくり来た。どうやってここに到達したんだろう、ホントに研究したんだなと武者震いした」と、亡き父への思いを吐露した。

 また、俳優としても活躍しているとあって「終わってそのままスタジオに行きました、たたきに。人生で何本こういう作品が見られるか、っていうくらい素晴らしい作品。人生の機微に共感できて、全ての人が対象になっている」と、映画への熱いトークも。

 観客との質疑では「演奏がいい時はセックスよりいいですね。ある種のオーガズム、カタルシスみたいなものがある」と、プレーヤーならではの名言も飛び出していた。

 なお、4月1日から1年ぶりの新曲「The Sun/Dawn」が配信される。

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