九團次カツラだった「いずれ分かる」

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(37)の門弟の市川九團次(42)が31日、海老蔵のブログ上でかつらを着用していたことを告白、生頭の写真も掲載した。「九團次のなやみ…」と題したエントリーで「なんか実は凄く悩んでるらしく…今日というか今お願いしますと…」、九團次がカツラを取った写真を掲載した。

 なお、エイプリルフール前日の投稿ということで、海老蔵のブログには、「本当ですか?」「そういえば去年のエープリルフールも何かあったね」などと驚きやエイプリルフール・イブのジョークと受け取るファンの声があふれていた。

 ブログにアップされた写真では側頭部だけに毛が生えており「あら!まじ?!ぎょぎょぎょ のっけてるらしい…」と海老蔵は驚いてみせた。

 九團次は普段、ふさふさとした頭髪を見せているが「なぜか私のブログでカミングアウトしたいと…」本人から申し出があったことを伝えた。

 この突然の告白に、海老蔵は「まぁアナ雪のヒットもあったし、ありのままの姿で生きる方がよいね」とその勇気を認めた。

 直後に再びブログを更新した海老蔵は「よくできてるな すごい…」と九團次の頭を真上から撮影した写真を掲載。動画もアップし、九團次が「今日はこれから司会なので、(カツラを)つけております」とコメント。海老蔵が「お辞儀するとどうなるの?」と聞くと、「深くお辞儀するとちょっと厳しいんで、あんまりお辞儀しないです」と答えた。

 動画の撮影者である海老蔵は「すごいね。じゃバレないように」とエールを送った後、「いいんだよね、カミングアウトして」と改めて本人に確認。九團次は「いずれ分かると思うんで」と話していた。

 九團次は、以前、坂東薪車の名で活動していたが、師匠の坂東竹三郎に無断で秋元道行の芸名で現代劇に出演。昨年1月末付けで芸養子解消を通知されて名跡を返上した。昨年9月から海老蔵の門下となり、市川道行を名乗って修行。今年1月に四代目九團次を襲名した。

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