報ステでバトルの古賀氏、系列局は継続

 大阪・朝日放送(ABC)は30日、今月27日に系列キー局のテレビ朝日「報道ステーション」の生放送中に、番組降板を巡りバトルトークを展開した元経産官僚・古賀茂明氏に関して、今後も自局の夕方ニュース番組「キャスト」(月~金曜、午後4・58)への出演起用に「変更はありません」との見解を示した。

 古賀氏は11年秋から「キャスト」にコメンテーターとして出演。今年4月改編以降は番組リニューアルに伴い出演曜日を変更して、火曜日のレギュラーを務めることになっている。

 朝日放送はデイリースポーツの取材に「古賀さんには3年半にわたって出演していただいており、今後もレギュラーとして出演していただきます」と回答した。

 系列キー局のテレビ朝日番組でバトルを展開した件については「ご出演に関しては当社独自の判断となります」とした。

 古賀氏は27日の「報道ステーション」の生放送中に、「テレビ朝日の早河会長と古舘プロジェクトの会長のご意向で今日が最後」「官房長官をはじめ、官邸のみなさんからバッシングを受けてきた」などと発言。「承服できない」と反論した古舘伊知郎キャスターと激しく言い合った。

 古賀氏は、番組降板の背景に自身が安倍政権に批判的な発言をしていたことがあった旨の主張を行い、「I am not ABE」と書いた紙を掲げた。

 この件に関して、古賀氏を継続起用する朝日放送は、今後の番組内での古賀氏の発言に制限を設けるのかとの問いに「それはありません」とした。

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