キャスターの辛坊治郎氏（５８）が２９日、大阪市内で、司会を務める読売テレビの朝の情報生番組「朝生ワイド　す・またん！」（月～金曜、前５・２０）の放送５周年イベントに出演した。

　終了後に取材対応した辛坊氏は、３０日から６年目に突入する同番組について「よく５年も続いたなと。関西の朝の時間帯は３０年前からどことは言わないがお姉さんが時刻を絶叫する伝説に近い番組があって、裏で何をやっても勝てなかった」と朝日放送の長寿番組「おはよう朝日です」の裏番組として５年前にスタートした当時を回顧した。

　森たけしアナウンサー（５５）との司会コンビで進行している「す・またん！」について、「これからも、できるだけ我々おっさん２人と女子アナベースで、最低限の人数で“アンチおはよう朝日”を意識してやっていきます」と宣言した。

　「初代の司会が辞めても、番組が続くのが理想型。その意味では５年ではまだまだかな」と話しつつ「２０１７年の春に最初の大阪都知事選があると思われますので、そこまでは番組でがんばります」と冗談とも本気ともつかぬ目標を掲げていた。

　８００人を集めたイベントでは、辛坊氏ら番組出演者で結成したバンドによるライブや、トークショーなどが行われた。