俳優・秋野太作（７２）が２７日、関西テレビのバラエティー番組「快傑えみちゃんねる」に出演。５０年来の知り合いという歌手・美輪明宏（７９）の好きな男性のタイプなど驚きの“美輪伝説”を明かした。

　美輪とは「５０年ぐらいのお付き合い」で、出会いは銀座のライブハウス。秋野が２０歳、美輪が２８歳の時だった。

　「あの人の恋人がぼくの俳優の卵仲間で、背が大きくて…」と５０年前の美輪の恋人について暴露。「あの人、背の大きい人が好きなのよ。見かけだけすっごいキレイな人が好き。中身は空っぽていい。そういう人ばっかり好きになるんです」と好みのタイプを詳細に明かした。

　俳優仲間だった美輪の当時の恋人からの紹介が初対面だったといい、「あなた、ちょっといらっしゃい」と声を掛けられ、妖艶な雰囲気に「ぞっとした」と苦笑いで告白した。

　何より印象に残っているのは、美輪の香水で「鼻もげるほどくさい。ものすごくくさいんだよ」と旧知の仲だからことの辛口トーク。秋野自身は「ぼく背が低いから（美輪さんの恋人の）範ちゅうじゃなかった」と笑った。

　当時は貧乏だった駆け出し時代。ある日、電車賃がなく、「あの人優しかったから、貸してくれそう」と「調子こいて」美輪にお金を借りに行ったところ、気前よく当時のお金で３千円、今でいうと３万円くらいをポンッと貸してくれた“美輪伝説”も披露した。

　「貸してくれる時、俺の手握って、『出世払いでいいわよ』って言ってくれた」といい、借りたお金は「返してない」とけろっと告白していた。