たかじんさん妻、訴訟の第1回口頭弁論

 昨年1月に他界した歌手でタレントのやしきたかじんさんの妻さくらさんが、たかじんさんの弟子の歌手・打越元久氏によって名誉を傷つけられたとして1000万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が18日、大阪地裁で開かれた。打越氏ら被告側は出廷しなかったが、打越氏本人は傍聴席の方に姿をみせていた。

 訴状では、打越氏が昨年11月にインターネットラジオ番組で、たかじんさんとの闘病生活を描いた百田尚樹氏のノンフィクション「殉愛」の内容がほぼ虚偽だと発言したり、さくらさんが看病中に「がんが感染した」とたかじんさんに金銭を要求したと語ったことなどを挙げ、さくらさんの名誉を著しく傷つけたとしている。

 この日、法廷に被告側は出廷せず、口頭弁論は約10分で閉廷。次回4月15日に第2回口頭弁論を開き、事前に被告側に書類提出を求めたうえで主張整理などが行われることになった。

 被告側の対応に対し、原告のさくらさんの代理人弁護士は「あるかなとは思っていた」と話した。さくらさんからは、昨年11月ごろからネット上の書き込みなどに関して相談があり、その中で今回の訴訟に至ったという。さくらさんは、打越氏の発言に対して「事実無根でひどい、ということは話している」(原告代理人)という。

 今後、さくらさん本人が出廷するかを問われると「この種の事案では可能性は低いのでは」と語った。

 一方で、傍聴席に姿をみせた打越氏は閉廷後に「細かいことは弁護士にお任せしています」と話した。

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