鉄拳が語るパラパラ漫画家の苦悩とは…
パラパラ漫画で人気の鉄拳(42)が1日、日本テレビ系のトーク番組「おしゃれイズム」に出演し、1日に60枚描き、それでも10秒分にしかならないことなどパラパラ漫画家としての苦悩を明かした。
MCのくりいむしちゅー上田晋也が「描くのに相当時間がかかるだろ」と尋ねると鉄拳は「1日に14時間とか。1秒間で6枚必要なんです。1日に(描けるのは)60枚。頑張っても10秒」と話し、1日に14時間描いてもわずかな分量にしかならないことに、スタジオ観覧者からどよめきがあがった。
ベタ塗りは「奥さんにやってもらう」そうで、1日に3、4時間手伝ってくれるという。
鉄拳はディズニーの最新アニメ映画「ベイマックス」の公認プロモーションビデオ(PV)を依頼されて手がけた。これについて上田から聞かれると、「すごいことやっちゃったと思った」と自画自賛。監督やプロデューサーから「パラパラ漫画すごい素敵です」と褒められたという。
ただ、子供が泣くシーンを入れたところディズニー側から「アメリカでは子どもたちが怖がるから入れない」との指摘され、「落ち込むだけにしてください」と言われたという。
同PVは3分くらいで、制作にかかったのは1カ月。枚数にすると「1150枚くらいです」と鉄拳は明かした。