沢田知可子側 歌詞改変訴訟で説明

 歌手・沢田知可子(51)の代表曲「会いたい」の歌詞を無断で改変されたとして、同曲の作詞を担当した作詞家・沢ちひろ氏が、発売元の「ヤマハミュージックアンドビジュアルズ」と沢田の夫で所属事務所代表を相手取り、200万円の損害賠償を求める訴訟の第1回口頭弁論が20日、大阪地裁で行われた。この日は訴状の確認などが行われ、沢氏の代理人が出席。「ヤマハ-」側は答弁書を提出し、争う姿勢を見せた。

 沢田側は、同日夜、沢田の夫で所属事務所代表を務める音楽プロデューサー・小野澤篤氏名義で公式HPに訴訟に関する説明文を掲載。(1)沢田本人が訴えられたのではないこと、(2)アルバム収録曲の歌詞の改変されたことが争点--と改めて説明した。

 沢氏は、昨年7月に発売された沢田のアルバムに収録された楽曲「会いたいwith INSPi」が「『会いたい』の歌詞とタイトルが改変されたもの」と主張。昨年11月末、著作者人格権を侵害されたなどとして、慰謝料200万円を請求する訴訟を起こした。

 【沢田の公式HPに掲載されたコメント】

この度は楽曲「会いたい」の作詞家である沢ちひろさんからの訴状の件に関しまして、お騒がせ、ご心配をおかけして大変申し訳ありません。残念ながら話し合いによる解決を計ることが出来ずに、作詞家である沢ちひろさんから提訴される結果になってしまいました。

この裁判の被告は沢田知可子では無く、レコード会社とこのアルバムのプロデューサーである小野澤 篤となります。

争点と致しましては、2014年7月23日に発売いたしましたデュエットアルバム「Sing with Me♪」に収録された「会いたい」のタイトルとイントロのコーラスに関しての2点が、著作者人格権(同一性保持権)侵害にあたるとして提訴されております。

尚、この裁判におきまして替え歌の件は一切関係ありません。替え歌の件は訴状に含まれておりませんのでご理解下さい。この度の件で、アカペラコーラスグループのINSPiさん、そして所属事務所様に多大なるご迷惑をお掛けした事を、心よりお詫び申し上げます。

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