２１日に最終回が放送されたＮＨＫ大河ドラマ「軍師官兵衛」の全５０回の平均視聴率が１５・８％（１８・２％）だったことが２２日、分かった。

　初回は１７・６％（２３・０％）、最高視聴率は第２９回の１９・４％（初回２３・０％）で、２１日放送の最終回は１７・６％（１９・４％）だった。

　この１０年間では０８年放送の「篤姫」が平均２４・５％の数字を残している。

　制作統括の中村高志チーフプロデューサーは「毎週日曜８時が待ち遠しくて、ハラハラ、ワクワクして画面にくぎ付けになる。王道の大河ドラマの復権を目標に、全５０回をお届けしました。黒田官兵衛の波乱万丈の生涯を岡田准一さんが見事に演じ抜き、超一流のキャストが支え、素晴らしいハーモニーが生まれ、視聴者の皆様に楽しんで頂けるドラマを作ることができたのではないかと思っています」などとコメントした。（数字はビデオリサーチ調べ＝関東地区、（）内は関西地区）