飯島内閣参与 “妄想予言”的中の怪!

 小泉純一郎元首相を“懐刀”として支えた、現内閣官房参与の飯島勲氏(69)が今年10月に読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」で行った“政界妄想予言”が、年末の衆院解散・総選挙の詳細日程から議席予想まで、すべてを“的中”させ波紋を広げている。まだ解散風が全く吹いていなかった時期に「私が総理だったら」と、おなじみの仏頂面で手元のメモを読み上げた内容がことごとく現実に。本当に予言者?

 今回の衆院選開票結果を受け、「-委員会」の司会を務める辛坊治郎氏は、同局ニュース番組で「1カ月ほど前に委員会に来た飯島さん。『自民の議席はちょっと減る』(293→291議席)まで当たってました。占い師というより予言者」と苦笑いで、放送ではピー音で伏せられた議席予想まで的中していたことを明かした。

 飯島氏は、今年10月下旬に収録が行われた「-委員会」(11月2日放送分)に出演。今後の政界の動きとして、小さな紙切れを取り出して読み上げはじめた。

 「7月から9月の経済状況が11月17日ぐらいに分かりますから、11月20日に総理は消費税10%に上げるか決断する。その後の12月2日に思い切って解散総選挙、12月14日に投開票、12月24日に内閣改造…」

 衆院解散などまったくウワサにもなっていなかった時期に、突然のビックリ発言。飯島氏は「(解散)やる必要ないけど、やってもいい」「私が総理ならこういう暦を作るということ」と説明し、テロップで「妄想メモ!?」と流れたが、共演の論客陣らは「飯島さんが言うとなあ…」と引きつり笑いを浮かべていた。

 また司会の辛坊氏が、飯島氏からメモを拝借し「すごい(選挙)結果まで書いてある!民主××、自民××!」と読み上げた。この時点で、議席予想はピー音が入れられ明かされなかった。

 その後、11月中旬から飯島氏の“予言”どおりに政界が動き、ネット上などでは驚愕の声が広がっていた。何か狙いあっての情報暴露だった可能性も残るが、今回、議席予想まで的中していたことが明らかとなり…。いずれにしても“小泉の番頭”恐るべし。

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