ジョニー大倉さんの優しさ 布川が偲ぶ
肺炎のため19日に亡くなったロックミュージシャンのジョニー大倉さんについて、元シブがき隊のタレント布川敏和が28日、ブログでその優しい人柄をしのんだ。
布川はロックミュージシャンとしてのジョニーさんについては、「ファンキーモンキーベイビー」をシブがき隊のコンサートで歌ったことがある程度の関わり方だったが、俳優としては共演をきっかけに、その人柄を知るようになった。
布川は23歳だったとき、ジョニーさんとフジテレビ系のドラマ「ヘイ!あがり一丁」で共演した。
「最初は無口で怖かったんですが、話をしてみると、矢沢永吉さんとの出会いの話や、キャロル時代の話、リーゼントのセットの仕方なんかを教えてくれたり、出身が僕と同じ川崎だという事も判明し、とても仲良くして戴きました」と振り返る。
「あのような風貌なんで、一見怖そうですが、実はとても優しい方でした」と、本当のジョニーさんに触れたことが布川には貴重な思い出だ。
そして3年前にはあるバラエティー番組でも共演した。
布川の方からジョニーさんの楽屋へ挨拶に行くと、ジョニーさんは「おー元気かよ!フックン!地元川崎で会えるとはな~」と、撮影現場が川崎だったこともあって、話が盛り上がったという。
その後、ジョニーさんが肺がんに侵されながらもステージで歌う姿をテレビで見て、布川は「精神力の強い方だな~音楽・ステージがホント好きなんだな~」と感心していた。
そんなジョニーさんに、布川は「天国でも、ロックンロールを歌い続けて下さい」という言葉を贈った。