熊谷育美「宮城を盛り上げたい」

 シンガー・ソングライターの熊谷育美(29)が26日、仙台市の宮城県議会議場で行われた同県議会の350回記念式典にゲストで登場。議場コンサートとして代表曲「雲の遙か」、新曲「約束」と、ピアノの弾き語りで全5曲を熱唱した。

 同議場では、過去に300回記念で仙台オペラ協会会員による歌劇が行われたことがあるが、J-POPアーティストがコンサートを行うのは初めて。村井嘉浩・宮城県知事(54)は「素晴らしい歌声を聴かせて頂いて、本当に良かった。感動しました」とコメントした。

 2011年の東日本大震災で、地元・宮城県気仙沼市で被災。その後も地元に拠点を置きながら活動する熊谷は「大好きなふるさと宮城への思い、震災から歩んできた月日を振り返りつつ、気仙沼で作った楽曲を全身全霊で歌わせて頂きました。これからも宮城を拠点に活動し、宮城を盛り上げたいです」と話した。

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