よしもと漫才劇場12・1オープン

よしもと漫才劇場オープンと上方漫才協会発足の会見に出席した中田カウス・ボタン=大阪市中央区の5upよしもと
よしもと漫才劇場オープンと上方漫才協会発足の会見に出席した中田カウス・ボタン(前列中央)と若手漫才師ら=大阪市中央区の5upよしもと
よしもと漫才劇場オープンと上方漫才協会発足の会見に出席した中田カウス・ボタン(前列中央)=大阪市中央区の5upよしもと
3枚

 吉本興業は30日、大阪市内で会見を開き、若手漫才師の育成と指導を目的として「よしもと漫才劇場」をオープンさせ、同時に上方漫才協会の発足を発表した。

 新劇場は現在の若手芸人のための劇場「5upよしもと」(大阪市中央区)をリニューアルして、12月1日にグランドオープン。芸歴10年程度の若手が芸を磨き、活躍の場を広げていくための拠点とする。これに伴い「5up-」は11月24日の公演をもって閉館する。

 また、若手漫才師の環境からメンタル面までサポートしていく“師匠”のような役割として、上方漫才協会を12月1日に発足。中田カウス(65)が会長、中田ボタン(66)が副会長に就任、吉本興業の吉野伊佐男会長(72)が名誉会長を務める。

 カウスは「師匠方、先輩方がいろいろなことを教えてくれて、どうにか漫才一本で曲がりなりにも飯が食えてきた。その経験を若い子たちに伝えていくのが、僕たちの役目ではないかと思います」と会長としての意気込みを語った。

 同協会は吉本の若手芸人約400組が会員となって発足。将来的には他事務所の芸人も会員となれるように環境整備していく方針。ほかにも、上方漫才協会大賞の新設、「漫才の日」の制定、漫才作家の募集・育成、漫才教室の実施、漫才師のトータルコーディネート、海外交流などにも取り組む予定。

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス