滝クリ 小笠原島民の不安伝える

 番組の撮影で小笠原諸島を訪れていた滝川クリステルが29日に帰京、中国漁船の赤サンゴ密漁で不安を抱えている島民の思いをブログで代弁した。

 滝川は24日に東京を出発、25時間30分の船旅を経て翌25日に到着し、4日間の滞在ののちまた25時間半をかけてこの日帰京した。

 その間に小笠原の美しい海を堪能したようで、船上での撮影の様子を映した写真を多数掲載した。

 しかし、滝川にはこのロケの最中、ずっと気になっていることがあった。小笠原に向かう前から報じられていた、赤サンゴを密漁する中国船がどんどん増えているというニュースだ。

 「今や100隻以上の船が小笠原の海上にいるそうです。島民の皆さんも常に不安そうにしていました」と渦中の現地の様子を伝えた。

 小笠原島民にとって「貴重な小笠原の資源を奪われることは、自分たちの心をえぐられるようなもの」というだけではなく「大事なサンゴを奪われてしまうと、魚たちの寝床や食べるものがなくなり、生態系が崩れていってしまいます」と、魚たちと築いてきた生活への侵犯でもある。

 そんな現状、島民の思いにさんざん触れた上で、滝川は「小笠原の美しい海の形が変わってきてしまうのです。早急な対応を願わずにはいられません」と締めた。密漁船には「お・も・て・な・し」はできない。

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