宝塚・壮一帆 本拠地ラストに6千人

 宝塚歌劇団雪組トップスター壮一帆(そう・かずほ)と娘役トップ愛加あゆ(まなか・あゆ)の退団公演「前田慶次/My Dream TAKARAZUKA」が14日、兵庫県の宝塚大劇場で千秋楽を迎えた。

 公演後はサヨナラショーが行われ、組子全員からの「壮さ~ん」という呼び声で大階段から登場した壮は、男役の正装・黒のえんび服姿。同期で5月に退団したばかりの元花組トップスター蘭寿とむ(38)も、花束を渡すために駆けつけた。2013年4月に「ベルサイユのばら~フェルゼン編~」で大劇場トップお披露目をし、3作で退団となる壮は「雪組に戻って来てからの時間は短かったですが、どれだけ充実して輝いた日々だったか」と笑顔で振り返った。

 また愛加も「決して平坦な道ではありませんでしたが、どんなときも大きな手で支えて下さった壮さん。壮さんとの出会いは一生の宝です」と感極まり、大粒の涙をこぼしていた。

 終演後には大劇場前には約6000人のファンが集結「晴れ“男”」と自称する壮にふさわしく、公演中に降っていた雨も、パレードの頃にはきれいに上がり、ファンが見守る中、劇場前をパレードした。

 2人は京宝塚劇場公演(8月1日~31日)を最後に退団する。

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