沢尻エリカ主演ドラマ、初回数字奮わず

 19日にスタートした女優・沢尻エリカの8年ぶり主演ドラマ、フジテレビ系「ファースト・クラス」(土曜、午後11・10)の初回視聴率が、関東地区で6・5%だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 07年以降に土曜23時枠で放送されたドラマ初回としては、最も低い数字でのスタートとなった。

 同作初回は、ファッション業界で働くことを夢見ていた、純朴な主人公・吉成ちなみ(沢尻)が、縁あってファッション雑誌の編集部で見習いとして働くことになる。しかし、一見華やかな世界は、女たちが互いを蹴落とし合う、欲望と嫉妬が渦巻く世界。正契約を目指しちなみは必死に仕事を身につけようとするが、指導役となった契約社員エディター木村白雪(田畑智子)の嫌がらせに合い…とのストーリーが展開された。

 放送後には、スピード感ある物語展開や、ラストに沢尻が怒りで表情を一変させた演技などに対し、ネット上などで高評価の書き込みも多かったが、数字的には奮わなかった。

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