野菜芸人・土肥ポン太が野菜本出版

ムック本「野菜の教科書」の発売記念サイン会を行った土肥ポン太
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 お笑い芸人で青果店も経営する土肥ポン太(42)が19日、大阪市北区の毎日放送(MBS)で初の著書「土肥ベジ太ブル 野菜の教科書」(ぴあ)の発売記念サイン会を行った。

 同書はMBSの情報番組「せやねん!」(土曜、前9・25)で4年目に突入する人気コーナー「菜食生活!!土肥ベジ太ブル」のムック本。同局での公開生放送の終了後、老若男女のファン200人と触れ合った。

 「野菜芸人」「野菜王子」の異名を取る土肥は「夢だった野菜の本を出すことができて、非常に幸せを感じています。初めて自分を褒めたい」と感激。何度も芸人を辞めようと考えたが「皆さんに支えられ、励まされて続けてよかった」と感謝した。

 同書の売り上げ目標を50万部と掲げた。「本が売れたら、『野菜の教科書』を映画にしたい。何が映画になるか分からないですから」と夢を語った。また「印税が入ったら、(自身が経営する青果店の)アルバイト6人にボーナスを渡したい」と大ヒットを祈願した。

 毎朝3時半起床で市場に行き、時間があれば農家に顔を出すという野菜中心の生活を送る土肥はいまだ独身。「女性は大好きですけど、なかなか相手がいない。市場とか農家に出会いはない。野菜のめしべを見るくらいです」と苦笑い。プライベートの充実はまだ先になりそうだ。

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