女優の美波（２７）が平成２６年度文化庁の新進芸術家海外研修制度の研修員としてフランス・パリの演劇学校に留学することが１５日、分かった。

　期間は１年間で、留学中は基本的に日本の仕事はできないという。美波は「舞台に立つ役者として、昔から求めていた身体表現を勉強し身に付けることができる留学。夢が一つかないました。帰国後は培った表現方法を自分の引き出しとして、日本の演劇に活用していきたいと思っております」とコメントした。美波は父がフランス人、母が日本人のハーフであり、もう一つの母国で演技を勉強する形になる。

　同制度ではこれまでに演出家の野田秀樹氏（５８）、狂言師の野村萬斎（４８）らが海外留学している。なお、俳優の鈴木一真（４５）も映画部門で米国・ロサンゼルスに留学する。