EXILE 史上最多4度目レコ大受賞

 「第55回 輝く!日本レコード大賞」の最終審査会が30日、東京・新国立劇場で行われ、男性14人組のEXILEが「EXILEPRIDE~こんな世界を愛するため~」で、3年ぶり史上最多4度目の大賞を獲得した。今年限りでパフォーマー引退を表明しているリーダーのHIRO(44)は、司会を務めた妻で女優・上戸彩(28)と12年9月の結婚後初共演となったレコ大ラストステージで、栄冠をつかんだ。

 大賞発表の瞬間、メンバーは両手を挙げて喜びを表現。快挙を達成したことを素直に喜んだ。上戸はその瞬間まで冷静に司会を務めてきたが、夫の喜ぶ姿を見てさすがに笑顔をはじけさせた。テレビ画面もHIROを見つめる上戸の横顔をとらえた。

 HIROは受賞挨拶で「最高の仲間と最高のファンの皆様に支えられ、最高のステージで最高の賞をいただきました。この受賞をさらに来年につなげるように頑張っていきたい」などと述べた。上戸はこの日一番の笑顔を見せ、両手をたたき、うなずきながら夫の栄えある姿を見守った。

 大賞発表の前、優秀作品賞の受賞者として、上戸の紹介でEXILEは登場。

 同じく司会の安住紳一郎アナからHIROが今年限りでパフォーマー引退を表明していることを問われるとTAKAHIROが「一生の思い出になるステージにしたいです。また来年からも、がっちりお世話になります」と語り、HIROも笑顔で返した。

 また上戸が「EXILEさんが初めてレコード大賞のステージに立って10年になるそうですが」と問うと、ATSUSHIが「来年からまた別の形で進化し、輝き続けたい」と話した。

 この場面では夫婦の“直接会話”はなかったが、HIROはレコ大ラストステージを、最愛の妻と過ごした。

 上戸は今年大ヒットした同局系ドラマ「半沢直樹」で、主人公の妻を熱演した活躍などから、5年ぶり2度目のレコード大賞司会に。今月20日に都内で行われた、司会者&受賞者会見には、優秀作品賞を受賞したEXILEから3人が出席したがHIROは欠席したため、最終審査会のこの日が夫婦初共演となった。

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