日系二世・大城バネサ「五輪決定に縁」
日系アルゼンチン人二世の歌手・大城バネサ(31)が15日、東京都目黒区で開催された“目黒のさんま”で有名な「第37回 目黒のSUNまつり」にゲスト出演した。
さんま漁に向かう漁師の男気を歌った新曲「三陸海岸」が、復興演歌として宮城県気仙沼市の漁師たちから支持されている縁での出演で、8月のさんま漁解禁時には、同市に訪れ歌で漁師を励ましたという。
この日もこの新曲を熱唱。気仙沼産のさんま5000匹を同市民と焼き「この復興演歌を歌い、自分ができること支援したい」と誓っていた。また同まつりの開催支援金としてスタッフと50万円を寄付した。
大城は、2020年東京五輪決定の会議が行われたアルゼンチンの首都・ブエノスアイレス出身。「自分の出身地で東京五輪が決まって、何かの縁を感じる。架け橋のような活動もしたい」と意気込んでいた。