東京国際映画祭の“顔”に栗山千明
10月17日から東京・六本木で開かれる「第26回東京国際映画祭」(25日まで)の会見が30日、都内で行われ、米俳優のトム・ハンクス(57)の4年ぶりの来日が発表された。
オープニング作品がハンクス主演の米映画「キャプテン・フィリップス」(11月29日公開)に決まったことを受け、映画祭に参加する。来日は09年の主演作「天使と悪魔」のキャンペーン以来。
併せて、クロージング作品には三谷幸喜監督の「清須会議」(11月9日公開)が、映画祭の顔となる「フェスティバル・ミューズ」には女優・栗山千明(28)が決まったことが発表された。「‐ミューズ」は昨年は前田敦子が務めている。
栗山はクエンティン・タランティーノ監督作品「キル・ビル」でハリウッドデビューを果たし、サラサラの黒髪と、エキゾチックな顔立ちで海外でも人気が高い。一方で、取材では「英語がしゃべれない」とも明かしている。
また、ディレクター・ジェネラル(責任者)の椎名保氏は、日本を代表するコンテンツとして映画祭が今後アニメ作品に力を入れていくことを示唆。ベネチア映画祭への出品が決まった「風立ちぬ」(宮崎駿監督)について「期待しています。ぜひ賞を取ってもらいたい」とコメントした。