横峯、ゼクシオ9代目米ツアーで使用へ

 ゴルフメーカーのダンロップスポーツが5日、都内で同社の人気ブランド「XXIO(ゼクシオ)」の9代目クラブ「XXIO 9(ゼクシオ・ナイン)」の新商品発表会を開催。同社契約の男子プロ、中嶋常幸(60)、山下和宏(41)=ともにフリー=と、女子プロの横峯さくら(29)=エプソン、古閑美保(33)=フリー=の4人が出席。横峯は今週からの米女子ツアー・アジアシリーズの中で新クラブを使用する方針を示した。

 クラブヘッドやシャフトの改良によって、従来のゼクシオ・クラブよりドライバーで平均飛距離が5・5ヤードの伸びを実現したという「ゼクシオ・ナイン」について、中嶋は「プロでもアマでも使える。信頼が違う。100%打ったら120%返ってくる」と絶賛。シャフトを重めにした「Miyazakiモデル」を試打したという山下は「しっくりとくる。自分はもう少し重めのクラブで今週(HONMA TOURWORLD CUP=8日開幕)からいきなり使っちゃおうかなと思う。目標はもちろん初優勝」と力こぶを作った。

 また、プロ入り当初からゼクシオを使っている横峯は、今週のアジア・シリーズから主戦場の米女子ツアーに復帰するが、「日本の芝との違いがある中で十分戦えている。1本1本の完成度が高い。マレーシア、韓国、中国、日本と周る試合のどこかで(新クラブを)使えたらと思う」と語り、イベント後はマレーシアへの移動のため、足早に会場を離れた。

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