石川遼、今季初の野芝・高麗芝に対策

 「男子ゴルフ・アジアパシフィック・ダイヤモンドC」(24日開幕、大利根CC=パー70)

 今季国内初戦となった前週のANAオープンで優勝し、通算12勝目を挙げた石川遼(24)=CASIO=が2週連続の国内戦に出場。22日はプロアマ大会でプレーした。今週は今季自身初となるフェアウエーが高麗芝、ラフが高麗芝と野芝の日本仕様コースでのプレーだが、「自分の持っている技術でいける」などと自信を表した。

 主戦の米ツアーや先週の北海道ではフェアーウエーやラフがベント芝などの洋芝が主流。海外ツアーのテレビ中継などでは、ショット時に打ち込んだターフが大きく取れたり、ラフでは草の粘りにクラブの出る方向が左右されたりするシーンがおなじみだ。

 そこへいくと抵抗力の少ない高麗芝や野芝は一見、楽にプレーできそうな印象を与える。この日のプロアマ大会で大会コースを体感した石川も「洋芝と同じでアプローチの基本でもあるフェースの芯に当てれば大丈夫。自分の持ってる技術でいけると思う」と語った。

 その一方で、プロゴルファーのようにヘッドスピードの速いプレーヤーほど気をつけなければいけないのが、ラフからのショットでクラブとボールの間に草が入ることで生じる順回転によって、狙った距離よりも先まで飛んでいく「フライヤー」だ。

 石川は「ピンの位置が手前なら、フライヤーが出ると奥まで転がる。ピンが奥だとフライヤーでこぼれてしまう。グリーンの傾斜などジャッジが大事」と、1年ぶりとなる野芝、高麗芝への警戒感も忘れなかった。

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