日本男子バレー ベネズエラに逆転勝ち

第4セット、得点に喜ぶ石川(右から2人目)ら=東京体育館(撮影・棚橋慶太)
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 「男子バレー・リオデジャネイロ五輪最終予選、日本3-1ベネズエラ」(28日、東京体育館)

 日本が初戦をものにした。第1セットを落とす苦しいスタートとなったが、第2セットから立て直し、逆転に成功した。

 第1セットは先にセットポイントを迎えたものの、ベネズエラに粘られデュースにもつれ込む。26-27から主将・清水邦広のスパイクがブロックされ、セットを奪われた。

 第2セットも必ずしも日本の流れにはならず劣勢に立たされたが、13-17から柳田将洋が3本スパイクを決めるなど日本が5連続ポイント。ここから一気に流れに乗り、21-20から主将の清水邦広や出耒田敬のブロックなど4連続でポイントを奪い、このセットを取った。

 第3セット序盤は清水邦広を中心に攻め、6-3とリードを奪った日本だったが、ベネズエラのタイムアウト明けから5連続ポイントを許し、一気に逆転されてしまう。しかし、テクニカルタイムアウト明けの1点を石川祐希のスパイクで奪うと、出耒田のスパイク、清水のサーブポイントなどで日本が得点を重ねた。22-18の場面では、左利きの清水がトスに合わせてとっさに右手でスパイクを決めるプレーも出た。最後は清水のサーブでポイントを奪い、25-19でこのセットをものにした。

 第4セットは25-19で日本が奪い、試合を決めた。

 エースとしての活躍が求められる石川は「1セット目はあまりよくなかったんですけど、最終的に勝てたので良かったです」と安どしていた。29日は中国戦で、アジア枠「1」を左右する戦いになる。「とにかく思い切りプレーして頑張ります」と意気込んだ。

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