リオ五輪開会式で黙とうを 広島市長、原爆投下時刻

 広島市は20日、今年8月6日の「原爆の日」に営まれる平和記念式典と同じ時間帯に予定されているリオデジャネイロ五輪の開会式で、参加者が黙とうするよう呼び掛ける文書を国際オリンピック委員会(IOC)会長とリオデジャネイロ市長に送ったと発表した。

 市などによると、原爆投下時刻の8月6日午前8時15分は、現地時間の5日午後8時15分に当たり、同午後6時に始まる開会式が続いているという。

 文書で松井一実市長は、核廃絶に向け国内外の約7千都市で連帯する非政府組織(NGO)「平和首長会議」の会長として、戦争やテロの犠牲者に対する1分間の黙とうをささげることを提案。

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