スーパー中学生・池江が卒業式で充実感
競泳女子の期待の新星・池江璃花子(15)=ルネサンス亀戸=が18日、東京・小岩第四中の卒業式に出席。「充実した3年間でした」と、思い出の詰まった校舎に別れを告げた。多くの報道陣が集まり、同級生からも写真やサイン攻めにあうなど、ホープへの期待の高さをうかがわせた。
“スーパー中学生”として頭角を現した3年間。中学新記録を連発し、昨年は初めて世界選手権を経験。10月以降は3種目で日本新記録も樹立した。身長も約15センチ伸び、「背の順で並ぶといちばん後ろ」と現在は170センチに達した。
東京五輪の星は、卒業文集に3年間の思い出や今後の目標を書いたという。「五輪で活躍する」。今夏のリオデジャネイロ五輪での活躍も期待されるだけに、まずは代表選考会となる4月の日本選手権(辰巳)で代表権を勝ち取る。
4月からは東京・淑徳巣鴨高に進むが、「友達ができるか不安」と15歳。入学式は日本選手権で出席できないが、あいさつ代わりのリオ切符を携えて高校の門をくぐる。