中国「馬軍団」の調査に協力 薬物疑惑で国家体育総局

 【北京共同】陸上女子中長距離で1990年代に旋風を起こした中国の「馬軍団」の元エース、王軍霞さんが組織的なドーピングを告白したとの報道について、中国国家体育総局の報道官は9日までに「(薬物)使用は決して許されない」として、国際陸連の調査に協力する姿勢を示した。

 記者の質問に答える形で声明を出した。報道官は「ドーピングは選手の健康を害するだけでなく、公平な競争原則に違反し、スポーツ精神に反する。一種の詐欺行為だ」と強調した。

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