フェンシング・千田 夢を太田に託す

 ドイツ・ボンで行われたフェンシング・フルーレW杯でリオデジャネイロ五輪団体出場権を逃した男子日本代表の千田健太(30)=阿部長マーメイド食品=らが9日、成田空港に帰国した。銀メダルを獲得したロンドン五輪から一転して出場を逃し、ロンドン銀メンバーの千田は「ずっとリオを目標にしていたので、団体のチケットが取れず、残念」と、唇をかんだ。

 フルーレ男子は昨年の世界選手権覇者の太田雄貴(30)=森永製菓=の個人での出場が確実。「残る希望は雄貴の個人でのメダルしかない。団体の分も頑張ってほしい。彼も金メダルを取ることを目標にここまで来た。頑張ってほしいと思います」と、同期の盟友に日本フェンシング界の悲願となる金メダルの夢を託した。

 自身の進退については「今の状態では何もいえない。(20年東京五輪は)まったく考えていない」と話すにとどめた。

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