琴奨菊 準々決勝で白鵬に敗戦も前向き

 「大相撲トーナメント大会」(7日、両国国技館)

 幕内トーナメントは春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)で綱とりに挑戦する大関琴奨菊に注目が集まったが、準々決勝で横綱白鵬に上手出し投げで敗れた。決勝で日馬富士との横綱決戦を寄り切りで制した白鵬が優勝した。

 日本出身力士として10年ぶりの優勝を果たした初場所から2週間。その間、挙式披露宴、メディア出演など多忙を極めた。4日に稽古は再開したが、まだ四股、すり足などの基本動作だけで、相撲を取る段階ではなかっただけに、途中敗退も前向きに受けとめた。

 「体がまったくできていなかった。優勝からほっとする間もなくって感じなので、今は基礎体力をつけているところですから」。取り組み前にはブームになっている“琴バウアー”を披露。館内から大きな拍手と歓声を受けた。「ありがたいと改めて思いました。感謝の気持ちでやっていきたい」と気を引き締めた。

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