IOC、性同一性障害基準緩和へ リオ五輪へ新指針

 【ロンドン共同】国際オリンピック委員会(IOC)が性同一性障害などトランスジェンダーの選手について、8月のリオデジャネイロ五輪で性別適合手術を受けなくても出場を容認する方針であることが24日、分かった。最近の社会情勢に応じて五輪や国際大会の参加基準を緩和するもので、新たなガイドライン(指針)として勧告する。

 AP通信によると、IOCのバジェット医事部長は生まれつきの性別に違和感を持つトランスジェンダーの参加問題をめぐる解決策として「多くの国際競技連盟(IF)でルールはないが、大会から除外するのでなく、公平に参加の機会を与えることが必要」と指摘した。

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