柔道、七戸が故郷で決意新たに 日本男子が沖縄で強化合宿

 柔道の日本男子が5日、沖縄県豊見城市で強化合宿を報道陣に公開し、那覇市出身で100キロ超級の七戸龍(九州電力)は「慣れ親しんだ地でいいスタートが切れる」とリオデジャネイロ五輪出場へ決意を新たにした。

 27歳の七戸は昨年まで世界選手権2年連続2位。高校卒業まで過ごした故郷で乱取りなどに汗を流した。23歳の原沢久喜(日本中央競馬会)らと代表の座を争っており「今年が勝負。今まで五輪のために頑張ってきた。金メダルを取れれば、いろいろな人への恩返しになる」と語った。練習後は日本男子の井上康生監督らと沖縄県庁を表敬訪問するなど慌ただしく動いた。

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