年間3冠へ 東海大仰星逆転で4強

 「全国高校ラグビー準々決勝 東海大仰星17-10京都成章」(3日、花園ラグビー場)

 全国選抜大会、全国7人制に続く「年間3冠」を狙う東海大仰星(大阪第1)が京都成章(近畿・京都)に逆転勝ちし、4強一番乗りを決めた。

 5-3の前半ロスタイム、京都成章のFB西川虎哲(1年)にトライを決められ、5-10とリードされ、試合折り返した。

 後半8分、モールから最後はLO横井達郎(3年)が飛び込み同点。その後は一進一退の攻防が続いたが、同30分、主将のFL真野泰地(3年)がインゴール中央に飛び込み勝ち越し、接戦に決着を付けた。

 自慢のバックスが出足の早い相手守備に止められ大苦戦。湯浅大智監督は「やろうと言ったことを全くやらない。こうなるのは当然。(バックスの)出足が悪くなるように、(京都成章が)工夫してきた。『こうやでっ』て言っていたのに、やらない」と、辛勝に苦言ばかりだった。

 真野主将は「雰囲気もそうだし、ミスが出て焦りがあった。個人的なミスが続いて」と、反省しきり。最後は同点でもトライ数で準決勝進出だったが、「勝利しか考えていなかった。みんなを信じていた」とFWで押し切っての勝利。決勝トライには「たまたま前が空いたので、トライにつながった」と胸をなで下ろしていた。

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