兼松、娘から自作メダル渡され涙

 「女子ラグビー7人制・リオ五輪アジア予選、日本14-7カザフスタン」(29日、秩父宮ラグビー場)

 女子日本代表「サクラセブンズ」が決勝でカザフスタンを破り、既に出場権を獲得している男子に続いて五輪出場を決めた。日本大会の1次リーグを4勝1敗で通過した日本は後半、7-7からチーム最年少の19歳、小出深冬(みふゆ)=アルカス熊谷=が決勝トライを挙げた。アジア予選の香港大会(7、8日)に続いて1位となり、総合成績でトップとなった。

 メンバー最年長の33歳、兼松由香(名古屋レディース)は、歓喜に沸くピッチで、小学2年生の娘・明日香ちゃんと抱き合った。自作の“金メダル”を手渡され「金メダルをかけてあげる約束をしてたのに、逆にやられちゃった」と涙を浮かべた。年間200日を超える合宿や遠征であまり会えない生活が続くものの「娘が我慢しているので、私も我慢できる」とエネルギーに変えた。

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