伊藤美誠、仏での大会開催切望

 卓球女子で16年リオデジャネイロ五輪団体戦代表候補の伊藤美誠(15)=スターツ=が16日、スウェーデン・オープンを終え成田空港着の航空機で帰国した。

 次戦はフランス・ヴァンデ県で28日に開幕する世界ジュニア選手権に出場予定だが、13日にパリ市内で連続襲撃事件が発生したことで先行きは不透明。安全確保を第一とした上で「開催されるかはわからないけど、できれば出場したい。優勝を狙っている」と、あらためて強い意欲を見せた。

 今年2月には、中東で邦人殺害事件が発生した影響で、日本卓球協会は代表選手のカタール、クウェート遠征を取りやめている。今回も安全性が確認されなければ、派遣中止や大会自体の中止の可能性もありうる。

 またしても世界情勢の余波を受けることになったが、15歳は「みんな予選を勝ち抜いてきて本戦に出たい(と願っている)。私も優勝を狙っている。ジュニアで優勝しないとシニアでも勝てない」と打ち明けた。リオ五輪も見据え、世界と戦う指標とする大会だけに、開催を切に願った。

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