石川「粘り勝ち」4強 次戦相手は42歳

 「卓球・女子W杯仙台」(31日、ゼビオアリーナ仙台)

 準々決勝が行われ、16年リオデジャネイロ五輪代表に内定している世界ランク5位の石川佳純(22)=全農=は、同28位のリュー・ジャー(オーストリア)を4-2で下し、2大会連続の4強入りを果たした。準決勝では、42歳の大ベテラン、リー・ジャオ(オランダ)との年の差20歳対決に臨む。

 石川は左太ももを9月に痛めた影響を感じさせないプレーで躍動し、我慢比べを制した。試合巧者のサウスポーに対し、「球の変化というよりはタイミングがなかなか合わなかった」と苦戦。それでも「強く打てる球がなかなか来なかったので、それまで粘るしかない」と、ひたすらラリーを返した。

 ハイライトとなったのはジュースに突入した第4ゲーム。激しいラリー戦を17-15で制し、「粘り勝ちです。最近競って落とすことが多かったので」と久々の笑顔を見せた。

 日本勢初の優勝まであと2勝に迫り、準決勝では年齢が倍近く離れている42歳のリー・ジャオ(オランダ)との対戦が決まった。「まずは準決勝から自分らしく強気で攻めたい」と、持ち前のど根性で快挙を成し遂げる。

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