競泳のワールドカップ(W杯)東京大会(28、29日)に出場する有力選手が27日、会場の東京辰巳国際水泳場で記者会見し、女子でリオデジャネイロ五輪代表の渡部香生子(JSS立石)は「状態はいい方ではないが、挑戦する気持ちで臨みたい」と抱負を述べた。200メートル平泳ぎと、専門外の100メートル、200メートル自由形に出場する。
渡部とともに世界選手権の優勝で同五輪代表に決まった星奈津美(ミズノ)は「金メダリストとしての自覚を持ってしっかり泳ぎたい」と語った。男子で平泳ぎ3種目にエントリーの北島康介(日本コカ・コーラ)は2週間前に体調を崩し万全でないという。