浅田真央復活!3回転半成功「一番いい」

復帰戦で見事な演技を披露する浅田真央=さいたまスーパーアリーナ(撮影・開出牧)
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 「フィギュアスケート・ジャパンオープン」(3日、さいたまスーパーアリーナ)

 元世界女王の浅田真央(25)=中京大=が14年3月の世界選手権女子フリー以来553日ぶりに競技の舞台で演技を披露した。オペラ「蝶々夫人」に乗せて氷上を舞い、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷するなど復活をアピールした。

 得点はフリーの自己ベスト142・71(14年ソチ五輪)に迫る141・70点(技術点71・88点、演技構成点69・82点)だった。この日の出場女子選手の中では最高得点で、日本の2大会ぶりの優勝に貢献した。2位は北米チーム、3位は欧州チームだった。

 着物をイメージした、あでやかな紫色の衣装で登場。客席に無数の日の丸が掲げられる中、冒頭の3回転半を着氷させると、大きな拍手が客席からわき上がった。

 その後は3回転フリップ-3回転ループのコンビネーションジャンプが3回転フリップ-2回転ループに。演技後半の3回転フリップ-2回転ループ-2回転ループも3回転フリップ-1回転ループと回転数が減るだけでなく1つジャンプが抜けてしまったが、これ以外には大きなミスはなく演技を終えた。胸に手を当てほっとしたような表情を見せた浅田を、1万6511人の観衆は約25秒間のスタンディングオベーションで迎えた。

 場内インタビューの第一声は「ただいまです」だった。「復帰初戦ということで緊張もあったんですけど、男子から始まり、みんな順調にいい演技をしたので、私も足を引っ張らないように、それについていこうと思いました」と振り返った浅田。「初戦にしては多分、今までで一番いいジャパンオープンの演技だったんじゃないかなと思います」と手応えをつかんだ様子だった。

 6分間練習から、浅田の復帰を待ち焦がれる観衆からは「真央ー」、「頑張れ!」と歓声が飛んだ。練習時間の最後にはトリプルアクセルを成功させ、本番に臨んだ。

 前日の練習ではトリプルアクセルを3度跳び、3度成功させていた。「ソチのシーズンよりもいいアクセルが跳べてる。今は自分の中で特別なジャンプととらえることなくきてる」と自信を深めていた。

 この大会は日本、欧州、北米の3地域で争う団体戦で、各チーム男女2人ずつの4選手がフリーのみを滑って得点を競った。

 男子は日本の宇野昌磨が185・48点をたたき出し1位、村上大介が145・77点で5位となり団体1位で女子にバトンをつないだ。女子は浅田が1位、宮原知子が134・67点で2位と日本勢のワンツーフィニッシュで、日本が優勝した。

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