競泳男子日本代表が世界選手権へ出発

 競泳男子の瀬戸大也(21)=JSS毛呂山=ら日本代表が26日、世界選手権(競泳は8月2日開幕・ロシア、カザン)出場のため、成田空港から出発した。

 金メダル獲得なら16年リオデジャネイロ五輪代表に内定する大一番。瀬戸は「調子は日に日に上がってる。金メダル3つ狙う」と、出場する200、400メートル個人メドレー、200メートルバタフライの3冠に狙いを定めた。

 前日には、強化合宿中に右腕を骨折し、無念の欠場となったライバルの萩野公介(東洋大)と対面。「『本当にごめん。俺の分も頑張ってきてね』と言っていた。一番大きな舞台で戦えないのは残念だけど、公介は公介で辛いと思う。でも『吹っ切れた』とも言ってました。パワーをもらった。公介に刺激を与えられるようにしたい」とエールをもらい、気持ちを奮い立たせた。

 同じ舞台に立てなくても、萩野がいるつもりで泳ぐつもりだ。「公介の日本新と勝負したい。同じレーンで泳ぐイメージですね」と、思い描いた。

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