川内が豪州から帰国 マラソン外交

 陸上男子マラソンの最強市民ランナー、川内優輝(28)=埼玉県庁=が7日、ゴールドコーストマラソンから帰国した。昨年12月の左足首捻挫から調整が遅れており、今大会では2時間16分23秒で日本人2番手の8位に終わった。しかし川内は「今の練習ではこのくらいかなと思います」と、さばさばとした表情で振り返った。

 レースでは調整途上だが、公務員としてはしっかり“結果”を残してきた。埼玉県とゴールドコーストのある豪・クイーンズランド州は姉妹提携を結んでおり、11月の第1回さいたま国際マラソンの大会サポーターとして、ゴールドコーストマラソンの最高責任者と意見交換。川内から若手選手やボランティアの交換プログラムを提案したという。「さいたま国際のキャッチコピーは“ここから世界へ”。これから世界選手権や五輪を目指す選手たちにもゴールドコーストを経験してもらいたいし、タッグを組めれば」と、充実した表情で語った。

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