【パリ共同】テニスの全仏オープンで男子シングルス第5シードの錦織圭(日清食品)は、日本男子で1933年にベスト4入りした佐藤次郎以来82年ぶりの8強入りを懸け、31日に行われる見通しの4回戦に臨む。29日に会場内で記者会見し「いい調子できている。いつものテニスができるようにしたい」と抱負を述べた。
全仏での日本選手の8強以上は男女を通じて過去4度あり、佐藤は31年にも4強入り。女子では75年に沢松和子が準々決勝に進み、95年には伊達公子(現姓クルム伊達=エステティックTBC)が準決勝進出を果たした。錦織は2013年のベスト16がこれまでの最高。