王氏、夏の甲子園で始球式 高校野球100年の記念で

 日本高野連は29日、今夏で大会創設100年を迎える全国選手権大会の開会式(8月6日)後の始球式を、1957年の選抜大会で早実(東京)を優勝に導き、プロ入り後も通算868本塁打の大記録を打ち立てた王貞治ソフトバンク球団会長(75)が行うと発表した。

 高野連によると、プロ野球経験者が春夏の甲子園大会で始球式を務めるのは初めて。100年の記念式典としてプロでも日本を代表する選手、監督として知られる王氏に大役を依頼した。

 王氏は早実1年生の夏から4季連続で甲子園大会に出場し、2年生の春にはエースとして3試合連続完封を果たすなど関東勢の選抜大会初優勝に貢献した。

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