北島枯れず リオへ「ゼロからの出発」

 競泳男子のアテネ、北京五輪平泳ぎ2冠の北島康介(32)=日本コカ・コーラ=が18日、都内でイベントに出席し、「ゼロからの出発」と16年リオデジャネイロ五輪出場への決意を示した。

 オリンピックへの情熱は枯渇していなかった。この日は日本コカ・コーラの商品「アクエリアス ゼロ」のイベントに出席。熱中症対策として、2時間の練習で1・5~2リットルの水分を取るという北島は、「のどが乾いたと思う前に飲みます」と、こまめな水分補給の重要性を説いた。

 4月の日本選手権(辰巳)では100メートル平泳ぎで3位となり、世界選手権(7月開幕、ロシア・カザン)の代表入りを逃した。レース直後は引退も示唆したが、同月17日に現役続行を表明。すでに練習を再開している。

 再挑戦に向けて、商品名にちなみ「ゼロからの出発みたいなところがある」と北島。「来年のオリンピックに向けて出発したい」と、あらためて決意を示した。

 心の潤いを取り戻した元金メダリスト。今後は22日開幕のジャパンオープン(辰巳)に出場した後、自身5年ぶりの欧州グランプリ(モナコ、フランス、スペイン)に参戦する。

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