真央、今の決意は「100%復帰」

言葉を選びながら会見を行った浅田真央=東京・ベルサール六本木(撮影・村中拓久)
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 自身のブログで現役続行を表明した女子フィギュアスケートの浅田真央(24)が18日、都内でアイスショーの「THE ICE2015」開催発表会見に出席した。

 ベージュのワンピースで登壇した浅田は現役続行を発表した心境について「発表してから1年間、休養してきたんですけど、自然と試合が恋しくなり、演技ができたときの達成感を感じたいと思い始めたのも1つの理由です。それだけではないので何ともいえないんですけど、今は試合に出場できる状態にもっていくために、毎日練習しています」と語った。

 ソチ五輪の後、現役続行の引退に揺れる心境を「ハーフハーフ」と表現し、流行語にもなった。実際には「ソチ五輪が終わったシーズンは辞める方の気持ちが強かった」というが、自身の中の葛藤や、様々な人の声に触れるにつれ現役続行へ気持ちを固めた。

 気持ちは固まったか、という質問には「今、100%復帰するつもりでやっています。それまでは50%50%になったり、90%10%になったり、やっていました」と「100%」という言葉で決意を表明した。

 東日本大震災の被災地訪問や各地でのアイスショーで、様々な人に、自身の進退について意見を聞いた。中には、引退を後押しするような声もあったという。

 そうした日々を、浅田は「1年間はできる、できないの繰り返しだった。先のことは誰にも分からないと思う。自分も分からないですし、皆さんも分からないと思う。時の流れに身を任せてスケートしてきました。スケートから離れたいなと思った時も数日後にアイスショーがあったり、スケート教室があったりして、何も考えることなく、スケートとつながってきました」と、振り返った。

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